日本酒とベトナム料理のステキすぎるペアリング! 東京 広尾「アンコム」
市場開発部 第一支店 円間です!
先日、東京出張の際に食べた晩御飯がステキすぎたので、ちょっとご紹介。
お店は広尾駅から歩いて1分ほどのとこにある「アンコム (Ăn Cơm) 」さん。
こちらのお店、外苑前にあるモダンベトナムレストランĂn Điの姉妹店。
2022年版ミシュランガイドにおいてビブグルマン獲得しているそうです。
こちらのお店の日本初のワインテイスター 大越 基裕氏が手掛けるお店。
ワインだけでなく、日本酒にもめちゃくちゃに造詣が深いので、期待感がハンパない!
では、本日は今回は10000円の日本酒のペアリング付のコース。
産土 2018 エフェルヴェセント
先ずは、泡でスタート。薄濁りの発泡タイプ。
熊本県 花の香酒造
昨今、大注目の日本酒 産土。
既に超入手困難な日本酒です。
お料理はこちら。
パパイヤサラダ。
3種類のパパイヤを用いたサラダ。
ドレッシングは酒粕とみかん。
ドレッシングをかけて、まぜまぜして食べると、なんとも楽しい食感。
ディルやパクチーの香草の風味もよし。
ドレッシングの和風な雰囲気も絶妙。
産土 2018 エフェルヴェセントは心地よい甘みとふくよかさを持った珠玉のスパークリング日本酒。
パパイヤと酒粕とみかんの風味と合わさると、得も言われぬ融合感。
ベトナム料理と日本酒の相性の良さを感じれるスタート。
お次はこちら。
田中六五 うすにごり 生 糸島産山田錦 純米
季節限定のレア日本酒。
山菜とサーモンの生春巻
ちょうど桜の季節ということで、塩漬けにした桜の葉が巻いてある生春巻。
添えてあるのは、ふき味噌。
エスニックな料理に、和食材を使ってあるのですが、これがなんともいい感じ。
もちりとした生春巻の皮の食感とシャキシャキとした山菜の食感。
香草と桜の歯の香り。
サーモンとチーズ。
これは独特で個性的で絶品な生春巻。
福岡県 白糸酒造の田中六五 糸島産山田錦 純米は、ややほんのりと青バナナ系の香りと少しの力強さ。
生春巻と田中六五のテクスチャーがピタリと同調。
ラープ / 超王禄
ベトナムのピリ辛のサラダのラープ。
炒ったお米が散らしてあります。
パクチー・ミント・ディルの香草の香りと炒り米の香ばしさ。
お酒は島根県 王禄酒造の超王禄。
フルーティーでサラりとキレるタイプ。
香草の風味とフルーティーさがいい調和。
揚げ春巻 / 根知男山 越淡麗 純米吟醸
独特のサクサクの食感がめっちゃうまい揚げ春巻き。
具は海老が主体。
つけだれは自家製のポン酢。
ニョクマムを使う事がベトナム料理ですが、クセが強すぎので、あまり使わないそうです。
和出汁の効いたポン酢と揚げ春巻きの組み合わせがナイス。
お酒は新潟県 渡辺酒店の根知男山 越淡麗 純米吟醸 。
渡辺酒造店は日本では数少ないドメーヌタイプの日本酒造りをする酒蔵。
スッキリとした味わいが揚げ春巻きの軽い味わいとよく合います。
レモングラス ラムつくね / 山形正宗 1898
ラムのミンチとアジアンスパイスと細かく刻んだレモングラスをレモングラスで巻いて焼き上げています。
粗めのラムミンチの肉感とレモングラスの爽やかさがベストマッチ。
お酒は山形県 水戸部酒造の山形正宗 1898をお燗で。
ややスパイシーの香りで力強さのあるお酒。
ラム肉のうまさに負けない力強さ。
この組み合わせの素晴らしいなぁ。
チキンフォー / 悦凱陣 花巻 亀の尾 純米酒
〆は麺。
シナモンの風味がするチキンフォー。
香草を入れて、ライムを絞って食べると、独特なうまさ。
合わせたお酒は、香川県 丸尾本店の悦凱陣 花巻 亀の尾 純米酒を44℃のお燗で。
少しクセのある悦凱陣の味わいとシナモンの風味とよく合います。
ベトナム料理と日本酒って、合うの?って、思ってましたが、びっくりする位に合うんですね!
日本酒って奥深い!って思える超絶ペアリング体験でした!