青物ノマセ釣り①(つりびとや忠岡店さん)
専務の三崎です。
大好きなイカメタル釣りは夏場が本番ということで、今回、久々の船からの青物ノマセ釣りに行ってきました。
大物がかかるかもしれないということで、父親に竿と電動リールを借りて、仕掛けも自作で気合い入れて挑みました。
ノマセ釣りは、生きた魚を餌にするため、はじめに小鯵を釣ってからポイントに向かいます。
今回のポイントは明石海峡大橋の東側で、深場から急激に駆け上がるポイントです。
船を流していると駆けあがりの頂上くらいから急激な潮流で慣れてない方は船上でパニックになるくらいの絶叫マシンに近い揺れになりますが、
その真下に青物が餌を待っている状況での釣りになります。
例えば、仕掛けを一斉に落とすポイントは水深60M~50Mくらいですが、
仕掛けが底につくときには45Mくらいまで上がって、
そこからさらに30Mくらいまで駆け上がったところにターゲットの青物が待ち構えている状況、
そのポイントを流しては戻りの繰り返しで、仕掛けを結構早めにその深さに上げていかないと確実に底に根掛かりするポイントなのです。
今回の同乗者は、前から是非この釣りに行こうとお話ししていた、お得意先の社長様御一行と某メーカーIさん、弊社の担当営業Iと私の6名でした。
2回目の流しで、メーカーのIさんと私に同時ヒット!
60CMクラスのメジロがダブルで上がり、次の流しでもヒットがあり同サイズを釣りあげました。
とにかく早い時間に2匹釣れて坊主逃れで安心!
同乗の方にも釣ってもらいたくサポートに回るも狭い船上で激しい波の中ではなかなかコミュニケーションが取れず、再度自分で竿を出しました。
2匹釣れた時と同様で駆け上がりの途中で前アタリが始まり、大きく竿を曲げるアタリに合わせると、
前の2匹とは全然手応えが違う!
どんどん潜られラインが出ていき電動リールでも巻けない状況となり途中リールが竿から外れたりというトラブルで
船長から「早く上げろ!」と檄を飛ばされる中、15分ほど格闘して上がってきたのは、
80CM超えの「ブリ」でした!!
当然ながら酒の1升瓶より相当重く、推定5KG以上!おなかがパンパンに張っているので、
締めて内臓を出し見ると、なんとタチウオが出てきました!(お食事中の方申し訳ございません)
この大きさになるとタチウオまでが食べる対象になるんですね!
この後、船のエンジントラブルで近くの防波堤で修理のためしばらく係留しますが、
幸先良いスタートが切れました。(後半に続く)
今回載せていただいた船
釣人屋 忠岡店