イカメタル⑥ 尾鷲釣行のはずが・・・
専務の三崎です。
2月下旬某日、近いようで遠い三重の尾鷲方面に行きたくて、1か月以上前からある船の予約を入れておりました。
というのも1月某日にも予約を入れていたのですが、海が大荒れで行けず、
前後2週間ほど出船できてない情報を聞いて、
尚更にぜひ行ってみたいという思いで1か月半以上前から楽しみにしていた釣行でした。
当日の朝、子供の遠足のようにウキウキ気分で船頭に連絡すると、
「昨日からまた大荒れでしばらく出船できない」とのこと。
当日3名で行く予定でしたので、残念無念ですが、当日乗れる船を探して、
結局前回と同じ福井県若狭大島の海生丸さんにお世話になることに。
日本海方面は、前日が時化で海のうねりが残ってるが出れるということで、22時スタートの深夜便に乗らせていただきました。
現地に着くと、気温が低く、しかもイカ釣りの一番の大敵といっていい「満月」が煌々と空と海面を照らしています。
なぜ「満月」が「敵」かといいますと、そもそもイカ釣りは漁火を焚くことにより、
プランクトンを船周辺に集めて、それを狙いに来た小魚が集まり、
そして小魚を狙うイカが集まるという「自然界の習性」と「食物連鎖」を利用する釣りですから、
満月の明かりが逆にプランクトンや魚の集まりを悪くしてしまい、船周辺に集まってこない状況になってしまうからです。
一番いいのは小雨~中くらいの雨がずっと降るときで、
警戒心が下がり活性が上がるそうです。けど冬の日本海は、雨(雪)=強風大荒れ ですので、なかなか良いタイミングには当たりません。
とにかく、楽しんで少しでも多く釣ろうということで出船しました。
今回は「オモリグ」仕掛けを中心に、前回の「プラヅノ胴付き」での釣りを展開。
「オモリグ」は上記のような、超シンプルな仕掛けで、オモリの重さで仕掛けを沈め、
その1~2ⅿ先に「餌木・エギ」をつけて、
エギを動かしてフォール中や潮の流れでエギが水平状態になったときに抱いてくるイカを掛ける釣りになります。
オモリは潮の流れの速さや水深によって重さを変え、その日のイカが好むエギの色からオモリの色も変えていきます。
(実はイカがオモリにアタックすることがかなりあるので、エギの色を当たってくる色に寄せていきます。
オモリを抱いてきても針が無いので釣れません。針がついているオモリ、いわゆるメタルに変えるとなぜか当たりが減ります)
道中、うねりの強さと寒さと「釣れない時間の長さ」で写真を撮れずすみません。
こちらで胴長35㎝強ありました。(ブログの画像借りました)
同行者の方 こちらは良型のケンサキイカです。(ブログの画像借りました)
結果、オモリグ仕掛けで11匹・胴付き1匹・メタル1匹ということで、前回より1匹多い13匹で終わってしまいました。
同行者の仲間が13匹・3匹、周りの方が~10匹くらいまでなので上出来な方ですが、
別の船では30匹以上釣ってる方もおられまだまだ腕が足りないながら次の課題がしっかり見えた釣行となりました。
今回のお料理です!超単純!ヤリイカの刺身!!こちらで3杯分です。
ゲソやエンペラ(耳)の部分は野菜炒め・焼きそば、その他イカと里芋の煮込みなど何でも美味しいです。
特に釣りたては何回食べても頬が落ちる旨さです!
CATCH&EATが釣りの醍醐味でもあります。
次回は、おそらく今年最後のヤリイカ釣りで敦賀からの出船を予定してます。
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今回お世話になった船
http://www.kaiseimaru.net/
海王丸さんのブログ
https://ameblo.jp/kaisei2266/